父の癌

約1年前、母から電話で父の肝臓に癌が見つかったことを告げられました。
もともとC型肝炎だったので、いつかは癌になるとは言われていたようです。

1年に1度は肝臓の検査をしておりましたが
「いつかは・・・」が「今日の検査で」と現実になったようです。

母は、覚悟は出来ていたらしく
私に電話で話してくれる時も泣き声ひとつ立てませんでした。
逆に私のほうがメソメソしてばかり・・・
そんな私に母が言った。
「メソメソして、お父さんの癌がなくなるわけではないから
お母さんは、泣かないって決めたの。
いつもと同じように、接するほうが、家の中が暗くならないし
笑っているほうが、お父さんも喜ぶから。
大変なのは、私じゃなくてお父さんだからね^^」

私は、そんな母に頭が下がります。

父の癌は、あれから治療で一時的に消滅しましたが
昨日の検査で、小さながん細胞がいくつか見つかりました。
両親は、私の病気のことを思って秘密にしておくつもりだったようですが
話してくれました。
確かに涙は出ましたが、私は母にお願いしました。
「最後になって結果を聞かされるより
経過を聞かせてもらっていたほうが、自分にも覚悟ができるから
どんな些細な変化でも、教えてほしい。」
と言いました。

電話では気丈に話しましたが、実は今もトイレに行っては
泣いてしまいます。
人にぶつかっただけでパニック発作も起こします。
頻脈も起こします。

でも、私は大丈夫だからとお父さんに元気な声を聞かせたいから
弱音は吐きません。
元気に仕事に行きます。

だからせめて、今年の年末年始は実家に帰りたいな・・・


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